2024年3月に発表した「AI Strength」の精度や使い勝手を向上させた「AI Strength2」のご紹介です。
- AI Strength2とはどんなEAなのか
- AI Strength2の使い方
- 運用実績
- 入手方法
これらについて解説しています。
AI Strength2とは(AIを搭載したEA)
こちらのEAは、AI Strengthの機能を改良したものです。
搭載しているAIについて
前作と同様にOpenAIを使用していますが、進化している点があります。
前作に搭載されていたのは、「gpt-4-turbo-preview」というモデルでした。
今回新たに搭載するのは、「gpt-4o-2024-08-06」という大幅進化を遂げたモデルです。
AIの進化・改善点
- 分析能力が向上した
- API料金(EAのランニングコストが1/3)
最も大きい影響は、分析能力が向上したことです。生成 AI 界隈では、日々熾烈な進化競争が繰り広げられています。
現在のモデルが誕生してから、性能が向上したのを体感した方はかなり多いはずです。性能向上は当然EA にも恩恵をもたらしてくれます。
また、ランニングコストの大幅低下も大きなポイントです。内部処理的に AI を呼び出しているため。どうしても従量課金が発生してしまいます。
※現在のモデル「gpt-4o-2024-08-06」だと、一度の呼び出しでわずか 1~2 円程度です。
毎日ポジションを取得しても、1ヶ月で 30 円ほどです。
AIモデルの更新について
先日 OpenAI から o1-preview や o1-mini が発表され、現在使用できるようになっています。
パラメーターを変更することで、これらのモデルも自由に使用することが可能です。
o1モデルからは推論能力が大幅に進化しており、分析などに長けています。今後のモデル更新で更にEAの性能が良くなることが期待されます。
AIモデルの種類については、OpenAIのページをご覧ください。
ロジックの内容
- 各国の経済指標のデータを取得する
- 取得したデータに基づき、期待値(強弱)を求める
- 最も期待値の高い通貨ペアを選び出して取引を行う
比較対象の通貨をパラメータから選択し、それに基づいてAIが最適な通貨ペアを判別して取引を行います。ファンダメンタルズ分析を中心に相場を分析して、取引を行うタイプのロジックになっています。
※こちらのEAを自分好みに改良されたい場合は、問い合わせフォームよりカスタマイズ依頼としてご連絡ください。また、その他のカスタマイズについても受注可能です。
ご利用にあたって
下記でパラメーターの設定を説明しておりますが、自由度が高く、利用状況に合わせてカスタマイズできるように作成しています。
基本ロジックは、OpenAIによる取引判断であり、ポジションを保有した後の決済は各自で自由に行っていただけます。これにより、AIの取引判断を利用しつつ、できるだけ利用者様が使いやすいように作成されています。
単ポジ EA としてご利用いただいたり、ナンピンを組み合わせることも可能です。
口座縛りや通貨ペアなどの制限は一切ありません。
※ただし、JPYやUSDなどの決済(法定)通貨のみ対応です。GOLDなどの通貨以外の銘柄は対応しておりません。
AI Strength2の設定
パラメーター設定
【EA設定】
- オーダーコメント:オーダーの際に出力されるコメント
- マジックナンバー1:Buyマジックナンバー(他のEAを稼働させている場合は、被らないようにしてください)
- マジックナンバー2:Sellマジックナンバー(他のEAを稼働させている場合は、被らないようにしてください)
【基本設定】
- 許容スプレッド:最大許容スプレッド
- 許容スリッページ:最大許容スリッページ
- エントリー時刻①(チャートの時間):エントリーする時刻
- エントリー時刻②※(チャートの時間):エントリーする時刻
- エントリーロット:エントリーする時のロット(ナンピンがONの時は、初期ロット)
※一日に複数回取引をされたい場合は、こちらのエントリー時刻②に数値を入力して下さい。
【ナンピン設定】
- ナンピン(ON or OFF):ナンピン機能を使用するか
- インターバルを設ける(ON or OFF):ナンピンの際のインターバル時間を設けるか
- ナンピンのインターバル時間(n時間):インターバルを設ける際の時間
- ナンピンの最大回数:ナンピンを何回まで行うか
- ナンピン幅(pips):ナンピンのポジションごとの値幅
- ナンピン倍率(n倍):ナンピンでポジションを積みましていく時の倍率
【決済設定】
- 平均建値からの利確幅(pips):ポジションと取得価格から利確までの利幅(ナンピンしている時は、複数ポジションの平均建値)
- 1ポジ目建値からの損切り幅(pips):最初に取得したポジションから、これだけ動いたら損切り
- 含み損益での決済(ON or OFF):含み損益での決済を行うか
- 利確(金額):含み益決済の基準額
- 損切り(金額):含み損決済の基準額
【通貨設定】
- USD(true:ON false:OFF)
- EUR(true:ON false:OFF)
- JPY(true:ON false:OFF)
- GBP(true:ON false:OFF)
- CHF(true:ON false:OFF)
- AUD(true:ON false:OFF)
- CAD(true:ON false:OFF)
- NZD(true:ON false:OFF)
ON(true)に設定した通貨のみ、取引対象となります。
例えば、USD,EUR,JPY を ON にした場合は、3カ国の経済指標データをAIが分析し、下記の通貨から最適と判断したものを選択して取引を行います。
- EURUSD
- USDJPY
- EURJPY
【指標設定】
- 分析日数:指標を分析する日数
- 重要度フィルター:指標の重要度のフィルタリング設定
【ChatGPT設定】
- AIモデル:こちらのモデルを更新することによって、随時最新のAIモデルを使用可能です。
- APIキー:OpenAIのサイトでAPIキーを取得し、そちらのキーを入力してください。
※OpenAIのアカウント内にクレジット(残高)がない状態だと動作しません。新しいモデルが発表された場合は、そちらのモデルに切り替えるのも検討してください。
投資助言に抵触する内容は発言できないため、どのモデルに選択するかはご自身で判断してください。
その他(注意事項)
ブローカー制限について
気配値表示の銘柄数が1,000件を超えるブローカー(XMなど)では動作しません。また、通貨ペアの縛りなどはありません。(通貨設定で入力した通貨が取引対象です)
バックテストについて
バックテストでは経済指標のデータが取得できず、AIを呼び出すことができないため、ポジションを取得しません。フォワードテストはこちらで行っておりますので、問題なくご利用頂けます。
AI Strength2に関するお問い合わせ
AI Strength2に関するお問い合わせは、こちらの問い合わせフォーム、もしくは開発者のXまでご連絡ください。
運用実績(フォワードテスト)
設定を変更することで運用成績は変わりますが、ほぼデフォルトの設定での実績です。
運用実績は随時更新いたします。
証券会社Aでの実績
- 運用期間:2024/8/6~2024/9/27
- 運用成績:10.65%
- シャープレシオ:0.14
- プロフィットファクター:3.06
- リカバリーファクター:1.16
- 最大DD:32.99%
- 運用通貨(パラメーター設定):USD,EUR,JPY,GBP
元金10万円、デフォルト設定での実績です。
証券会社Bでの実績
- 運用期間:2024/8/30~2024/9/27
- 運用成績:8.13%
- シャープレシオ:0.23
- プロフィットファクター:2.68
- リカバリーファクター:2.29
- 最大DD:18.3%
- 運用通貨(パラメーター設定):USD,JPY,GBP,AUD
元金10万円、運用通貨のみ変更した実績です。
※AUDを含む取引は、今のところなし。
AI 搭載 EA のダウンロードはこちら
価格について
現在の販売価格は、27,800円 (残:4枠)です。
一定個数販売ごとに段階的に価格を改定し、最終販売価格は、49,800円 となる予定です。
現在表示されている価格が最安値です。
※AI Strengthをお持ちの方は、販売価格に関わらず 10,000円 でご購入可能です。
AI Strengthをお持ちの方で、ご購入を希望される場合は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。
決済ページ
お支払いは、こちらのページからお願いします。
paypay にも対応しています。paypay をご希望の方はお問い合わせください。
ファイルのお渡しについて
基本的には決済確認後、24時間以内に決済時のメールアドレス宛にファイルを送付いたします。
ご決済から、3日以内にファイルが送付されない場合は、無条件で返金対応いたします。
AI搭載のご依頼はこちら
OpenAI やその他の AI を EA やインジケーターに導入されたい方は、お問い合わせフォームからご連絡ください。
今お持ちの EA のロジックに関する「判断をAIに委ねる」なんてことも可能です。お気軽にご相談ください。
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こちらの EA を開発した Yuuu さんは、AI研究所のメンバーです。
AI分析や機械学習分析などの高度な分析を行う EA を開発できるスキルを身に着けたい方は、ぜひこちらもご覧ください。