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【MQL5】OnnxCreate関数

この記事では機械学習で用いるONNXモデルの読み込み関数について説明します。

関数の説明

long  OnnxCreate( 
   string filename, // ファイルパス 
  uint   flags     // モデル作成フラグ 
  );

Onnxファイルをリソースから読み込む場合はOnnxCreateFromBuffer関数を使用します。

戻り値

読込が成功した場合ハンドル
読み込みが失敗した場合INVALID_HANDLE

引数の説明

1.string filename
 データフォルダ(TerminalInfoString(TERMINAL_DATA_PATH)\MQL5\ \Files\)内のOnnxファイルのファイル名を指定。
 フラグとしてONNX_COMMON_FOLDERが指定されている場合はコモンデータフォルダ(TerminalInfoString(TERMINAL_COMMONDATA_PATH)\Files\)内のOnnxファイルのファイル名を指定。

2.uint flags
 ONNX_DEFAULT:フラグを指定しない場合
 ONNX_COMMON_FOLDER:Onnxファイルをデータフォルダではなく、コモンデータフォルダから読み込む場合に指定。

WAN
WAN

必ずONNX_COMMON_FOLDERを指定するようにしよう!
データフォルダを指定してしまうと、ストラテジーテスターではTesterフォルダのデータフォルダになってしまうんだ。このTesterフォルダのデータフォルダは毎回リセットされる仕様だから用途は限られるよ(‘Д’)

モデル読み後の流れ

1.入力形状の確認
 OnnxSetInputShape関数

2.出力形状の確認
 OnnxSetOutputShape関数

3.Onnxファイルの終了
 OnnxRelease関数

Onnxファイルの終了をしないとメモリリークエラーの原因になるので注意

まとめ

Onnxファイルを外部フォルダから読み込む関数の解説をしました。必ずコモンフォルダから読み込むようにしてください。

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